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2012年9月29日 09:25


DETARAMU。Evolution~この世界に降る雪~ あらすじ



一度、滅びた世界。・・・


どこまでも続く広大な黄緑色の海。
その海にぽつりぽつりと点在する。
陸地というにはあまりに小さい真っ赤な島々。
まるでゴキブリのように 縦横無尽に
黄緑色の大海原を駆け巡る、ちっぽけな一艘の黒船。

100年の間にここまで世界が変わってしまうとは・・・。


"かつての世界"の愚かな民。

彼らは、我が物顔で身勝手に、
まるで玩具で遊ぶ子供 のように、
一瞬にして世界を破壊してしまった。
"かつての世界"の誰 より愚かな『暴君』。

世界将軍は、100年前にこう言って氷の眠りに就いた。

「ちょっと、遊びすぎたね。
僕のおもちゃはもうぼろぼろみたい。
もう僕の手には負えないな・・・。
そうだ、一度リセットしよう。
ゲームのリセットボタンを押すのと同じだもの。
もとに戻るまで ちょっと長い昼寝をすればいい。
100年経ったら、また遊ぼう。
そして目覚めたら、仕上げに愚かな民に
"聖火の炎"を
『パンドラの箱』を使って与えよう。
そしたら僕や、僕の選んだ人間と幸せに暮らそう。
ちょっとの間さよなら。僕の宝物、僕の星・・・」


100年後ー


ここはデタラメに美しくデタラメにおかしな世界。
氷の眠 りから目を覚ました世界将軍は言った。

「さあ、世界のリセットは完了した。
『パンドラの箱』に祝杯をあげよう。
これで世界は僕達だけの最高のおもちゃになるよ。
僕のおもちゃを再び壊すことが出来ないように
まだ残ってるしぶといゴキブリの駆除をしなくちゃね。
愚かな民という ゴキブリをね。
選別した人間だけで遊べばきっと大丈夫。
今度はもっと 素晴らしく自由に遊ぼう。
さぁ、新しい世界の幕開けに祝杯を!!」



しかし、そこには肝心の『パンドラの箱』が見当たらない。
将軍も、兵隊も、博士も血眼になって探しまわる。
博士の作った『パンドラの箱』その全容は・・・



「人間型アンドロイド」。


しかし、その『パンドラの箱』は、

【デタラメな世界】

を生きる海賊達の元で 「藍」という名前で
"人間の女の子"と思い込み暮らしているという。
そして、海賊達と出会い共に旅をする不思議な少女達。
彼は、先祖の言 い伝えにある

『世界を浄化するパンドラの箱』

を探しているという。

『パンドラの箱』の起動方法はただ一つ。

"愛"と"哀"

という感情を インプットするのみ。
世界将軍は言う。

「パンドラの箱は、僕らに希望 をもたらすだろう。
僕らのこれからは、聖火の炎が照らし導いてくれ る」。


【デタラメな世界】に残された言い伝えにはこう記されている。

「パンドラの箱が開く時、最後の絶望が放たれる」。


『パンドラの箱』 の中身は??希望?絶望?どっち?