[ 9 なつみのうた]
2006年12月 9日 00:58

「雨」


最近、雨の日が多い。四季も天候も、それぞれの良さがあるのでとりわけ好きも嫌いもない。ただ、自身のバイオリズムというか、要は気分によって感じ方は様々にある。ここで先日撮影した写真と共に、詩と行こうじゃないですか!!




「雨音」
雨の日は好きで、雨の日は嫌い。

外に出てずぶ濡れでも、打たれぬようふさぎ込んでも。

鬱陶しく思ったり、心地良くなったり。




大きく眼を開き空仰いでも、雨の始まりは見えてこない。




雨音にも流せない泥がある。

雨上がりにしか見えない虹がある。

どこまで続くか分からないあの虹の果ては、

行ってみなくては見られない。

ずぶ濡れになって歩くのか、打たれるのを拒んで雨宿りするのか。

どちらが利口なのかは私にも分からない。

耐え忍ぶのも悪くない。

走り抜けるもいいじゃない。

要は、私の気分次第!雨を歩けば洗われる。

雨が上がれば虹が出る。

ただ一つ・・・雨の日があれば、必ず晴れ渡る日がある。

私は、雨の日が好きで、雨の日が嫌いで。

でも・・・晴れた日は好きなんだ。



追伸・私は、雨の日に眠るとき少しだけ窓を開ける。
雨音が染み込む最高の時を味わうために。
つい、普段聞きそびれてしまうから。
今夜、耳を澄ましてみて下さい。
いつもと違う雨の日をあなたに・・・


NATSUMI