2011年2月 アーカイブ

[ 7 東京豪華よりお知らせ]

2011年2月21日

エンターテイメント創作ユニット「東京華」


長らくお待たせ致しました。

約2年の沈黙を破り、東京豪華はいよいよ再始動いたします。

「劇団」という形から
「エンターテイメント創作ユニット」として

「演劇」という枠をはみだし、

音楽と肉体表現を


「言魂(ことだま)」


で紡いだ創作作品を発信していく次第です。

再始動の情報解禁。

東京豪華創立10周年を迎える記念すべき第一弾 !



東京豪華 Vol.14


白い砂時計


新宿シアターサンモール劇場

2011年7月27日~7月31日[6ステージ]



原案・脚本・作詞・作曲・アレンジ・振付・衣装

NATSUMI


演出

大西淑博



振付統括/永津直子【N.C.U】

タップ振付/Shoe


言葉と音楽をNATSUMIが生み出し、

肉体表現をShoeと、

新加入した永津直子が紡ぎ出し

言魂で大西淑博が伝道してゆく。


---あらすじ---


死神は言う。
「さあ、おいで。お望み通り美しく壊してあげる。さあ、早く...。」

5人はそれぞれに、何かを見つめて譫言をつぶやいている。

1人の青年は、
「わかったような事ぬかしてんじゃね~。
今すぐ死ねればとっくにそうしてる!」

1人の中年男は、
「俺を必要としてくれる人って?
いや、この世の中俺は必要 ...生きてていいのか?」

1人の若者は、
「美智子の居ない人生なんて考えられない...
出会わなければ良かったな。
生きてる限り苦しまなきゃなんないのかな...」

1人の女は、
「寝てるか、食べてるか、吐いてるかしかしてないし、
あたし。こりゃ、家畜以下だわ。
あ~!こんなあたしなかった事にしたい!
いっそ消えちゃえばいいのに...」

1人の年齢不詳の女は、
「アンナ、君は大丈夫。私が守ってあげるから。
パパやママが私を愛してくれなかった分もアンナを愛してあげるよ。
一緒に来てくれる 1人で逝くのは恐いんだ...」


死神は言う。
「さあ、こっちだよ。早くおいで...」


死神は、自殺志願者支援サイト『白い砂時計』の管理人。

ハンドルネーム「死神」5人はそのサイトを見つめている。
サイトには、こう書かれている。


[お望み通りの逝き方お手伝い致します。

最高の逝き場所、美しい逝き方ご提供致します。]


見出しはこう続く。

[来る、次の満月の子の刻。
日本の中心に佇み、
流れゆく時の中に埋もれる運命にある電波燈の足元に来られし。]

死神は言う。

「ふふふ...さあ、おいで。美しく壊してあげる。」


5人は、死神の元へ誘われる...

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